本日も、静岡フェア2018のブース紹介をいたします。
今日は、ウイスキーブースさんのその1。
はるばる静岡まで来てくださるのが信じられないほど、豪華なメーカーさん、インポーターさんが集まってくださり、感謝以外の気持ちが見つかりません!
ウイスキーのセミナーもたっぷりご用意しておりますので、そちらもお見逃しなく。
【静岡フェア】出展ブース紹介☆ウイスキーその1
ウイスキーの出展社さんは、全部で14社です。
7社ずつ、分けてご紹介いたします。
【ガイアフロー静岡蒸溜所(静岡県静岡市)】
僭越ながら、主催となります「静岡クラフトビール&ウイスキーフェア実行委員会」メンバーである、ガイアフロー静岡蒸溜所の紹介から・・・
静岡市初のウイスキー蒸溜所として、2016年より製造を開始。
静岡蒸溜所は、「オクシズ」という、静岡市の市街地より離れた山間地域、豊かな自然や歴史ある文化が残るエリアに建てられました。
環境・景観が良好であることはもちろんですが、静岡蒸溜所最大の魅力は、ポットスチルにあります。
現在3機あるポットスチル=蒸留機は、軽井沢蒸留所からやってきた蒸留機と、スコットランドのフォーサイス製蒸留機。
軽井沢で長年働いてきたベテラン蒸留機の生み出す味わいと、フォーサイスの薪直火蒸留機で造られるニューメイクの味わいは、全く異なります。
そんなのウイスキーに精通した人だけがわかるわずかな差でしょ、と思われるかもしれませんが、もう笑っちゃうくらい別物が生まれるんです。
この味わいの違いは、当日お試しいただけます!
お楽しみに♡
さらに、セミナーでは8種類ものカスクサンプルを試飲していただきながら、この2年間のあゆみと、3年目に突入する今後に向けた想いを語ります!
ご予約はこちらからどうぞ。
ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航「3年目を迎える静岡蒸溜所の酒造りとは」
【ウイスキー検定・ウイスキー文化研究所(東京都渋谷区)】★7/29限定★
ウイスキーフェスティバルをはじめとする、数々のイベントを主催する、ウイスキー文化研究所さん。
7/29(日)限定で出展してくださいます!!
ウイスキー文化研究所とは、ウイスキー評論家である土屋守氏が2011年3月に発足。会員制のウイスキー愛好団体です。
世界中のウイスキーを調べ、実際に味わい、現地に足を運び、常にウイスキーやそれにまつわる酒文化の研究を続けています。
その膨大なデータを、多くのウイスキーファンに知ってもらうため、土屋氏は多くの著書も出しています。
「モルトウィスキー大全」「シングルモルト大全」など、お世話になったという方も多いはず。
また、ウイスキーガロアという、ウイスキー専門誌も発行しており、世界中の旬なニュースを掲載しています。
さらに、ウイスキーをより普遍的なものにするため、ウイスキーコニサー資格認定制度や、ウイスキー検定を主宰し、知識を育む取り組みもしているのです。
バーへ通っている方なら、ウイスキーコニサーやウイスキー検定合格バッジをつけているバーテンダーさんをお見かけすることもあるかと思います。
ウイスキーの知識をもっと身に付けたい!という方は、ぜひ、ウイスキー検定の受験をお勧めいたします♪
【本坊酒造(株)マルス蒸溜所(長野県上伊那郡)】
長野県上伊那郡にある、マルス蒸溜所さん。
雪深い駒ヶ根の地でゆっくりと熟成されるウイスキーがある一方、自社で保有する屋久島でもウイスキーを熟成させています。
貯蔵環境の違いは、ダイレクトにウイスキーにも反映され、バリエーション豊かな製品がリリースされています。
それに加え、鹿児島県南さつま市に津貫蒸溜所が一昨年オープン。隣接するCafe Bar&Shopの本坊家旧邸「寶常(ほうじょう)」は、本坊酒造二代目社長・本坊常吉様が実際に暮らしていたという立派な純日本家屋で、日常の喧騒から離れたような、ゆったりとした時間の流れを感じることができます。
セミナーも、もちろん開催。
マルス信州蒸溜所所長の竹平考輝氏と、河上國洋氏による、まだどこにも発表していない、新情報が聴けちゃいますよ♪
2015年に蒸留機を入れ替えた、マルス信州蒸溜所。
そのため、2014年に蒸留された原酒と2015年に蒸留された原酒の違いについて、試飲を交えてお話しいただきます。
設備の違いによる変化を、じっくり味わってみてください!
ご予約はこちらからどうぞ。
本坊酒造(株)マルス蒸溜所 竹平考輝氏・河上國洋氏「マルス信州蒸溜所の継承と変革」
【江井ヶ嶋酒造株式会社(兵庫県明石市)】
神戸から西へ30キロ、風光明媚な瀬戸内海に面した兵庫県明石市にある、「江井ヶ嶋酒造」さん。
蔵の目の前には、青い海が広がる、日本で最も海に近い蒸溜所です。
かつては、ウイスキーの製造を行うのは、いわゆる「酒造り」シーズンが終わる6〜7月の間のみ。
基本的にウイスキー製造では、夏の期間がメンテナンスとして休止する中、異例の取り組みです。
現在では、仕込みの回数も増え、3月〜8月の間で製造をしています。
それでも、瀬戸内の焼けるような暑さの中で蒸留されるウイスキーは、まさに職人さんの汗の結晶・・・。
「ホワイトオーク」の名で、ウイスキーをリリースしており、かつてはブレンデッドウイスキーを多く手がけていました。
2007年からは、シングルモルトあかしのリリースがスタート。
ラベルに「地ウイスキー」の名を冠しており、明石に根ざしたウイスキーづくりの思いを感じられます。
ガイアフローや、ボトラーのブラックアダーからリリースされたコラボレーションボトルは、即日で完売。
海岸に面した貯蔵庫で熟成されたこだわりのウイスキーをぜひご賞味ください
「あかし」の全てが「あか」されちゃう!?セミナーもお願いしております!
セミナー開催は初!の江井ヶ嶋酒造さん。
今回はなんと、代表取締役社長の平石幹郎氏にいらっしゃっていただくことができました!!!
試飲アイテムも見逃せません。
シングルモルトあかしが3種類。
10年もののシェリーバットで熟成、と聞いただけで飲んでみたくなりますが、日本酒の樽で熟成させたウイスキーは、なかなかお目にかかれない逸品ではないでしょうか?
ノーエイジのあかしと飲み比べもお試しくださいね♪
ご予約はこちらからどうぞ。
江井ヶ嶋酒造株式会社 平石幹郎氏「江井ヶ嶋酒造のウイスキー造り」
【株式会社ベンチャーウイスキー 秩父蒸溜所(埼玉県秩父市)】★7/29限定★
埼玉県秩父市にある「株式会社ベンチャーウイスキー」さん。
肥土伊知郎氏が2008年に稼働を開始した、クラフトウイスキー業界を牽引する蒸溜所です。
「イチローズモルト」として世に送り出されるウイスキーは、日本のみならず世界の注目の的!
稼働を開始した2008年は、ウイスキーはまだブームと言えるほどではなく、もちろんクラフトウイスキーなんて言葉もありませんでした。そんな中、肥土氏が立ち上げたのが秩父蒸溜所。原料の調達から、熟成に至るまで、こだわりがたっぷり詰まっています。
そして欠かせないのが、秩父の風土!夏は高温多湿、冬は極寒という厳しい秩父の風土が、ウイスキーを育みます。そして温度変化が大きいということは、その分熟成が早く進むということ。
今年、ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2018では、ブレンデッドウイスキー・リミテッドリリース部門で最高賞を受賞!2年連続での受賞を果たしました。
日々の着実な努力と、秩父の風土が生んだ素晴らしいウイスキーをお楽しみください。
昨年も人気だったセミナーは、大幅に定員を増やして受付中!
かつてハイランダーインで活躍しており、現在秩父蒸溜所さんのアンバサダーを務める吉川由美さんの、一周回ったからこその、ブレンドの魅力を語ってくださるそうです。
セミナーの雰囲気はいつも和やかで、リラックスして聞けるセミナーです。
ご予約はこちらからどうぞ。
(株)ベンチャーウイスキー 吉川由美氏「一周回って、ブレンドの魅力」
【笹の川酒造 安積蒸溜所(福島県郡山市)】
今年で2回目の参加となる、福島県郡山市の「笹の川酒造 安積蒸溜所」さん。
創業1765年という老舗の酒蔵で、日本酒だけにとどまらず、さまざまなお酒を世に送りだしています。
ウイスキーの製造は、戦後間もなくからスタート。
80年代に大ブームを巻き起こした「チェリーウイスキー」は、当時の社名が「山桜酒造」であったことから名付られ、現在でも根強い人気を誇っています。
また、「山桜」のブランド名でリリースされるブレンデッドウイスキーも人気の高い逸品です。
その笹の川酒造さんの新たな取り組みが、創業250年の節目にはじめた「安積蒸溜所」。
貯蔵庫の一角を改装し、日本の三宅製作所製のポットスチルを新たに設置。本格的にモルトウイスキーの製造を開始しました。
また、秩父蒸溜所=イチローズモルトとも深い関わりのある笹の川酒造さん。
埼玉県羽生市の東亜酒造の事業再編により、製造していたウイスキーが処分されることになりましたが、実は東亜酒造の創業者は秩父蒸溜所の肥土伊知郎さんのおじいさま。
肥土さんはなんとかウイスキーを残したいと思い、笹の川酒造さんの力を借りることになりました。
そして、ウイスキーファン垂涎の「羽生」が発売されることとなったのでした。
ウイスキー造りに長い歴史をもつ笹の川酒造 安積蒸溜所さんに、今回初めてセミナーをお願いしました。
前述の通り、歴史の長い笹の川酒造さんが、創業250年に安積蒸溜所を設立。
その軌跡を、各種山桜の試飲とともに、お話ししてくださいます。
ご予約はこちらからどうぞ。
笹の川酒造 安積蒸溜所 山口哲蔵氏「笹の川酒造と安積蒸溜所の稼働まで」
【ウイスキーファインド By キムラ(広島県広島市)】
【ドーノッホ By キムラ(広島県広島市)】
静岡フェア初出展、広島県広島市にあります「株式会社キムラ」さん。
ひとつ前の記事でご紹介したのは、ブラックアイルというスコットランドのオーガニックビールでした。
ウイスキーでは、台湾のボトラーさんと、スコットランドの蒸溜所の2社をご提供いただきます!
★ウイスキーファインド
バーや酒屋さんで、ちょっと変わったデザインのウイスキーを見たことはありませんか?
これは、独立系瓶詰業者(インディペンデント・ボトラーズ)が、蒸溜所から原酒を樽ごと購入して、独自にボトリングをしたもの。
このようなボトルを「ボトラーズ」と言います。
これに対し、各蒸溜所で、製造からボトリングをまでをしているウイスキーは、「オフィシャル(公式)」ボトルと呼ばれています。
ボトラーズでは、樽ごと購入した原酒をさらに熟成させたり、異なる樽に詰め替えて熟成させたり、オフィシャルにはない独自の味わいが楽しめます。
ブラックアダーやアスタモリスも、この「ボトラーズ」に該当します。
そんなボトラーズの中から、今回セミナーをしてくださるのは、台湾のウイスキーファインドさん。
2014年に設立された、新進気鋭のボトラーです。
代表のオーディン氏が樽を選ぶ際のの特徴は、東洋のテイスト。
西洋の文化であるスコッチウイスキーの味わいの中に、どこか東洋を感じる懐かしい味わいや香りを見つけることがあるといいます。そんなウイスキーを選び抜き、ウイスキーファインドではボトリングをしています。
物語性のあるラベルも特徴的です。
ウイスキーの味わいや香りから、オーディンさんが思い浮かべた情景や楽器をモチーフにしているそうです。
日本のバーとのコラボレーションボトルもあり、オーディンさん自身も何度も日本に訪れています。
ぜひこの機会に、ウイスキーファインドさんの選んだウイスキーを味わってください!
ウイスキーファインド オーディンさんには、セミナーもお願いしています。
オーディンさんのウイスキー愛をたっぷりと語っていただきましょう!
ご予約はこちらからどうぞ。
ウイスキーファインドbyキムラ Odin Chou氏「ウイスキーファインドが樽を選ぶ哲学」
★ドーノッホ
ドーノッホさんは、スコットランド・ハイランド地方にあるドーノッホキャッスルホテルに併設された蒸留所。
もともとは、一族でホテルを経営。
しかし、フィルとサイモンのトンプソン兄弟のウイスキー好きが高じて、ホテルバーをモルトバーへと変えてしまい・・・
さらに、モルトバーで培ったネットワークから、自ら樽を選んでボトリングするボトラーへと発展。
ついには、ホテルの庭の一部に蒸溜所を作り、ジンとウイスキーを製造することとなりました。
彼らが作るジンには、10%ほどモルトのニューメイクが入っており、まさにウイスキー好きが作るジンです。
ウイスキーブースのご紹介は、ここまで。
気になるセミナーがございましたら、お早めのご予約を!
次回更新もお楽しみに〜☆