今年最初の静岡蒸溜所のリリースは、WWA2024でカテゴリーウィナーを受賞した「ポットスティルW」の最新作です!
昨年5月に発売し、世界的なウイスキーコンペティションであるワールドウイスキーアワード(WWA)2024を受賞した「ポットスティルW 純日本大麦 初版」。こちらは同じ薪直火蒸留機Wを使い、外国産大麦を100%使用したアイテムです。
外国産大麦100%

ジャパニーズウイスキーに限らず、世界中で造られているモルトウイスキーのほとんどは、大麦の産地を明確にすることはありません。しかし静岡蒸溜所では、ウイスキーづくりを始めた2016年から、大麦の産地ごとに分けて仕込みをしています。粉砕から蒸留、樽での熟成に至るまで麦の産地ごとに造り分けており、それぞれの原酒は混ざることなくウイスキーとなります。
これは、多様な原酒を造るという目的からだけでなく、産地によって大麦の味わい、ウイスキーの風味がどのように異なるのかを知りたいという探究心から始まっています。
さらに、静岡蒸溜所では大変希少な日本産大麦、静岡県産大麦でのウイスキーづくりも行っているので、あえてこのように「外国産大麦100%」と謳うことができます。これは「日本産大麦が優れている」ということではなく、それぞれの産地の違いを風味として楽しみ、その調和によって新しい価値が生まれるという思いも込められています。
今回はピートの風味をしっかりと効かせた、これまでのリリースの中で最もスモーキーな仕上がりになっています。
蒸留機「W」

静岡蒸溜所の特徴である、世界的にも希少な薪直火を熱源とした蒸留機 (写真左)は、Woodfired(薪の炎)を意味する「W」と呼ばれています。
燃料となる薪は、静岡の豊かな山の営みから溢れ出た針葉樹の間伐材。地元のきこりが、ひとつひとつ手で割って薪にしています。その薪を燃料に、ウイスキーを蒸留しています。
再生可能エネルギー事業にルーツがあるガイアフローが、200年以上前の蒸留技術を現代に蘇らせました。スチームによる間接加熱では摂氏150℃程度のところ、薪直火では摂氏800℃という高温に達します。このように高い温度で加熱することで、コクと力強さ、心地よい香ばしさを持った原酒が造られています。
「ポットスティルW 純外国産大麦 2025年版」

静岡蒸溜所はこれまで、蒸気加熱式蒸留機Kと薪直火加熱式蒸留機という初留蒸留機(1度目の蒸留を行う蒸留機)の違い、さらに原料の大麦の産地で純日本大麦、純外国産大麦と分けたアイテムをリリースしてまいりました。
本作は薪直火蒸留機Wで蒸留した外国産大麦100%原酒のみで構成されていることと、リリース年である「2025年」から、名付けられています。同じく蒸留機Wと外国産大麦の組み合わせでは、2022年8月、2024年3月リリースしています。
■商品詳細

商品名 | シングルモルト日本ウイスキー 静岡 ポットスティルW 純外国大麦 2025年版 Single Malt Japanese Whisky Shizuoka POT STILL W Imported Barley 2025 Edition |
アルコール度数/容量 | 55.5%/500ml |
希望小売価格 | 11,473円(本体価格:10,430円) |
発売日 | 2025年3月中旬 |
販売方法
【カスクオーナー様向け優先販売】
ボトリング可能期間前(樽詰めから3年以内)のカスクオーナー様向けの特別優先販売をいたします。
ご購入方法については、3月上旬にご登録のメールアドレスにお送りいたします。
【WHISKY PORT会員及びメールマガジン会員様向け抽選販売】
WHISKY PORTでの抽選は、3月9日までにご登録いただいたWHISKY PORT会員及びメールマガジン会員のみにお知らせいたします。
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