静岡蒸溜所 2024年の10大ニュース!

2024年もいよいよ終わりが近づいてきました。
今年は静岡蒸溜所にとっても特別な年となりました!地元の素材を生かした革新的なウイスキーづくりや、新しい商品の展開など、たくさんの出来事が詰まった1年。みなさまの1年の思い出と一緒に、静岡蒸溜所の歩みを振り返っていただけたら嬉しいです!

2024年2月19日〜21日、小諸蒸留所にて開催されたワールド・ウイスキー・フォーラム。アジア地域では初めての開催で、世界16ヶ国から100名を超えるウイスキー業界の関係者が集まりました。

その2日目のセッション「創業の哲学」に、代表 中村大航が登壇。新興蒸溜所を創業した人々の考えをシェアする内容でした。
レポート記事では、その様子を中村自らの言葉で記録しています。

トヨタ自動車株式会社会長 豊田章男氏がオーナーを務めるレーシングチーム「ルーキーレーシング」とコラボしたブレンデッドMの特別ラベルが誕生!

モータースポーツとウイスキーに共通するものづくりの精神が「MEET」した特別なウイスキーは、320本限定でのリリースとなりました。

世界的なウイスキーの品評会WWA2024にて、「シングルモルト静岡 ポットスティルW 純日本大麦 初版」が、ベストジャパニーズ・スモールバッチシングルモルトを受賞!

地元産の薪を熱源とする初留蒸留機Wと日本産大麦との組み合わせで、初出品にして素晴らしい成績を収めることができました。

ひとえに静岡蒸溜所の取り組みを応援し、製品を楽しんでくださる皆様のおかげです。改めてお礼申し上げます。

ルーキーレーシングの「モリゾウ」選手ことトヨタ自動車 会長の豊田章男氏が静岡蒸溜所を訪問されました。

クルマとウイスキー、どちらにも通じるものづくりの精神が響きあう貴重な時間でした。ウイスキー好きの豊田会長ですが、蒸溜所見学は初めてとのこと。大変光栄です!
これからさらなるコラボレーションの可能性も。どうぞお楽しみに!

3月26日、静岡県産大麦100%シングルモルトウイスキーの完成を県知事 川勝平太様(当時)に報告する会が開催されました。
英国留学時代にウイスキーに目覚めたという知事とのウイスキー談義だけでなく、県内での大麦栽培の状況について農家さんも交えた意見交換という貴重な機会になりました。

そして5月10日には静岡市長 難波喬司様に、WWA2024 スモールバッチシングルモルト部門でのベストジャパニーズ受賞を報告しました。
創業に際しても、市内でのイベント開催においても、常に静岡市の手厚いサポートに助けていただいたことへの感謝も改めてお伝えしました。

4月1日より2交代制が始まりました。早朝から深夜まで操業し、これまでの1日1仕込みから、倍の1日2仕込みの増産体制になりました。

構想から11年での実現。
静岡蒸溜所のウイスキーをより美味しく、より多くの方にお届けするために、日々製造チームが試行錯誤しています。少しずつ、その成果をご実感いただけると思います!

静岡蒸溜所のスタイルを形成する重要な要素であり、軽井沢蒸留所の遺産でもある初留蒸留機K。2016年の移設以来2,000回近い蒸留を経て、銅の消耗による細かい穴が開き始めてしまいました。
そのため、9月2日から大規模改修を実施しました。これまでの釜の形状を継承することで味わいを守りながら、質の高い原酒の製造が可能になります。

レポートでは、この大規模改修の工程だけでなく、蒸留機Kが静岡蒸溜所に移設されることになった顛末を、当時の希少な画像とともに詳しくご紹介しています。ぜひご一読ください。

静岡産の原料でウイスキーをつくる「100%静岡」プロジェクトが、また一歩進化しました。
富士山の麓で奇跡的に発見されたミズナラ材での樽が3年がかりで完成。11月11日・13日、この樽に静岡産大麦100%の原酒を詰めるという記念すべき工程を一般公開しました。

事前告知では当プロジェクトを詳細にご説明。
さらに当日のレポートでは、地元の製材所 亀山製材所様と玉川きこり社の様同席のもと、ミズナラ樽づくりの難しさもご説明した当日の様子をご紹介しています。

11月、静岡蒸溜所のフラッグシップである「ユナイテッドS」が、エディション名を外してついに定番アイテムとなりました。

初留蒸留機WとKからの原酒をバランスよく調和させ、静岡らしいウイスキーを目指す静岡蒸溜所のハウススタイルを表現しています。
「飲み続けられる美味しさ」をコンセプトにした当アイテムは、11月以降定期的にリリースしています。

静岡蒸溜所の原酒と輸入した原酒をブレンドし、2022年2月の発売以来ご好評いただいている「ブレンデッドM」の200mlボトルが、11月26日より東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県のナチュラルローソン全店、そして東海北陸地域(静岡県、愛知県、岐⾩県、三重県、富⼭県、⽯川県、福井県)のローソンにて販売されることとなりました。

静岡蒸溜所の味わいをカジュアルに楽しめるウイスキーが、さらに身近に、手軽に。ぜひお近くのお店でお求めください。


他にも、2月には輸入ブランド3社も集結したSABAセミナー(各セミナーレポートはこちら)、5月には8度目の静岡クラフトビール&ウイスキーフェア、そして9月の神戸・広島・福岡での単独セミナーツアーなど、さまざまなイベントがありました!

さらには、1年のうちにポットスティルシリーズ4アイテムをリリースするなど、静岡蒸溜所にとっては大きな躍進の年となりました。

ポットスティルW 純外国産大麦 2024年版
3月発売
ポットスティルK 純外国産大麦2024年版
6月発売
ポットスティルW 純日本大麦 2024年版
9月発売
ポットスティルK 純日本産大麦 2024年版
12月発売

手にしていただいたボトルはあるでしょうか?

今年一年のご愛顧、誠にありがとうございました。
2025年もさらに革新的な試みにチャレンジしながら、みなさまにお愉しみいただけるウイスキーをお届けできるよう、スタッフ一同尽力してまいります。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします!

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