ガイアフロー静岡蒸溜所の第二期工事が着工しました!
今回の工事は、蒸溜所見学のための駐車場の整備と、プライベートカスクのための第2貯蔵庫の建設。
2017年中に着工の予定でしたが、ようやく取りかかることができました!
本日は、静岡蒸溜所の第二期工事の模様をお伝えします!
静岡蒸溜所、第二期工事着工しました!
静岡市では、敷地面積2,000㎡を超える場合に、都市開発法による開発許可を受ける必要があります。
現在静岡蒸溜所では、ウイスキーを製造するための建物のみがある状態。静岡蒸溜所の一般公開を始めるにあたり、お客様の駐車場の整備などが必要なのですが、そうすると敷地面積2,000㎡を超えてしまうのです。
そのため、2016年より静岡市から開発許可を受けるべく、様々な手続きをしていました。
そして、先日。
ようやく開発許可を取得し、無事に第二期工事を開始することができるようになりました!
第2期工事着工にあたり、安全祈願祭を行いました。
敷地内に、祭壇をつくり、お供えをします。
神主さんに祝詞奏上をしていただき、工事の安全を祈願していただきました。
独特の節回しで唱えられる言葉は、何度聞いても素敵です。
そして、いよいよ工事に取り掛かります。
蒸溜所北側部分は、お客様用の駐車場。
まずは、配管を埋める作業からということで、重機が入り土を掘り起こしています。
地盤が固いため、これだけの深さを掘るにも一苦労。ドリルを使っても、掘れない場所もあるくらいです。
それもそのはず。静岡蒸溜所は、もともと岩山だったところを削って、平らに均した土地なのです。
今はまだ、土と岩しかありませんが、ここが駐車場として生まれ変わります。この夏いっぱいかけて整備をしていく予定です。
そして、蒸溜所南側部分。
奥に見える黒い建物は、第1貯蔵庫。静岡蒸溜所で製造されたウイスキーが、順調に熟成しています。
その手前に、プライベートカスクのための第2貯蔵庫を建設します。
基礎工事を始めるところで、蛍光色の紐であたりをつけながら、ショベルカーで土を掘り起こしています。
第1貯蔵庫と比較するとこんな感じ。第2貯蔵庫は、第1貯蔵庫に比べてだいぶ大きな貯蔵庫になるのですが、お分かりになるでしょうか?
コンクリートで基礎の基礎を固めて、次の作業に備えます。
こちらも、この夏完成予定。
完成したら、第1貯蔵庫で熟成中のプライベートカスクを、こちらに移動します。カスクオーナーのみなさまだけが入れる、特別な貯蔵庫です。
工事の終了後、この秋からいよいよ一般公開が始まる見込みです。
みなさま、お楽しみに♪