梅雨入り以来、蒸し暑く湿っぽい日が続きますね。晴れた日の爽やかさが、いつにも増して嬉しく感じてしまいます!そして、お仕事終わりのハイボールがたまらない☆という季節になってきました!
そこで嬉しいお知らせ♪ 再販のご要望を多数いただいたフェイブル、シリーズ全アイテムを新しいカスクにて再リリースすることが決定しました!今月は、チャプター1のセカンドリリース、さらにブレンデッドモルトも新発売☆
そして、ブラックアダーのロウカスクシリーズから、王道シングルモルト3種も発売いたします。
全国の酒販店様では6月19日発売!
WHISKY PORTでは6月23日(金)10時より発売です!
WHISKY PORTのページは、6月23日までは品切れの状態で表示しています。
【2023年6月23日(金)発売:商品詳細】
<フェイブル FABLE>
フェイブル チャプター1 “クランヤード” カリラ 2014 8年
FABLE CHAPTER 1 “CLANYARD” – CAOL ILA 2014 8YO Cask 303547 57.1%
昨年9月に日本にローンチした「フェイブル」は、アートと物語が織りなす世界と共にウイスキーを愉しむことを提案する、クリエイティブなボトラーです。
記念すべき最初のシリーズは、「クランヤード・ベイのゴースト・パイパー」。
スコットランド南西部クランヤード・ベイの「ゴースト・パイパー(幽霊バグパイパー)」の伝説がもとになっています。
初リリースから、そのラベルのユニークさと味わいの確かさで一挙に人気が高まったフェイブル。
チャプター1は、舞台クランヤードを反映したカリラ。ファーストリリースと共通する個性の樽が選ばれています。
ホグスヘッド樽にて8年熟成、トーストしたオーツ麦やスモーキーなベーコン、砂糖漬けのレモンが感じられます。
すでにコレクターがいるほどウイスキーファンの心を掴んだ「クランヤードベイ」シリーズ。
セカンドリリースで、コンプリートを目指してください!
【テイスティングノート】
詳細なテイスティングコメントはございません。
何卒ご了承ください。
フェイブル ブレンデッド モルト バッチ 3 ザ キャプテンズ ドーター
FABLE BLENDED MALT BATCH 3 “THE CAPTAIN’S DAUGHTER” 8YO 46.5%
フェイブルの手がけるブレンデッドモルトが日本初上陸いたしました!
シングルモルト同様、ストーリーとともにお愉しみいただくシリーズです。
この「ザ・キャプテンズ・ドーター(船長の娘)」は、「クランヤードベイのゴーストパイパー」のその後から派生した物語。
ミステリアスなラベルを装ったこのウイスキーは、最低8年熟成のシングルモルトを巧みにブレンドして仕上げたもの。 ノンチルフィルター、無着色で、原酒の特徴を引き立てる、46.5%というこだわりのアルコール度数でボトリングされています。
ストレートまたはロック、あるいはカクテルの「ペニシリン」のベースにおすすめです。
あの洞窟に閉じ込められた「幽霊パグパイパー」と「船長の娘」が、どう繋がっていくのか。謎めいた物語の世界をご堪能ください。
<「ザ キャプテンズ ドーター」物語はこちら>
【テイスティングノート】
香り:デメララシュガー、焼きリンゴ、新鮮なモルト。
味わい:大麦糖、みずみずしく甘味のあるリンゴとトフィー。
余韻:まろやかでフルーティー。
<ブラックアダー BLACKADDER>
ブラックアダー ロウカスク アードモア ピーテッド 2010 11年
BLACKADDER RAW CASK ARDMORE 2010 11YOPEATED Cask No:802995 60.6%
アードモアは、アバディーンシャーのボギー川東側に位置する、1898年創業の蒸留所です。
ブレンデッドウイスキー「ティーチャーズ」に使用する原酒を生産するために誕生。現在も変わらず、キーモルトとして使用されています。2014年にビームサントリー所有となってから、シングルモルトのリリースが増え、一躍脚光を浴びるようになりました。
地元の製麦業者からの大麦を使用。ドライで軽やかなスモーキーさをまとったウイスキーが造られています。
2010年6月に蒸留しバーボン樽で熟成した原酒を、2022年3月にボトリング。
野生味あるピート感、荒々しさと円熟したまろやかさの両面が見え隠れする、興味深い1本です。
アードモアの個性を十二分に生かした味わいをどうぞ。
【テイスティングノート】
香り:塩キャラメル、完熟したイチゴとペパーミント。雨に濡れた岩のようなミネラル感。
味わい:重厚感のある煙、焦げた木片、石炭の粉塵。さまざまなフルーツの甘さの上に、かすかに苦味のあるオーク、ミントの葉。
余韻:あたたかく、力強いピートがまろやかになっていく。甘く煮たフルーツ、バニラショートブレッドが続く。
ブラックアダー ロウカスク ミルトンダフ 2011 11年
BLACKADDER RAW CASK MILTONDUFF 2011 11YO HHD Cask No:101 61.5%
ミルトンダフは1824年に創業したスペイサイドの蒸留所。花のような香りと、優しい甘さが特徴です。
香り高さ、スムースさ、程よいオイリーさがあり、ウイスキービギナーにも受け入れられやすい味わいと言われています。 ミルトンダフ無くしてバランタインは成り立たないと評されるほど、名品のブレンドの要となる存在です。
ホグスヘッド樽で11年熟成し、かすかなスパイス感とフルーティーな甘みが心地よいバランスを保っています。 素直で素朴なウイスキーですが、味わうたびに変化の感じられる、多面的な1本です。
【テイスティングノート】
香り:ジンジャービスケット、バナナとトフィーのパイ。レーズン入りのシリアル、オレンジリキュール。とてもクリーミー。
味わい:焼きたてのアップルパイ、アニス、黒糖。ほのかに砂糖がけのドライジンジャー。
余韻: 程よい長さ。ジャスミン、バニラが軽く漂い、ウッディさを伴って後を引く。
ロウカスク クライゲラキ 2006 15年
RAW CASK CRAIGELLACHIE 2006 15YO Cask No:810247 58.8%
クライゲラキは1891年、スペイサイド地区の中心部に創業。ヘビーでコクのある酒質で知られています。
その要因の一つは「ワームタブ」。伝統的な冷却装置で、蒸留した蒸気をゆっくりと冷やします。現在主流となっているシェル&チューブでの冷却に比べ、銅との接触面が少なく、重い酒質となります。
こうして造られたウイスキーはどっしりとした重厚感が感じられ、スモーキーさにトロピカルフルーツが調和する、他とは一線を隠す味わいに。
シングルカスクでのボトリングで、より奥深く、クライゲラキの個性をお愉しみいただけます。
【テイスティングノート】
香り:オイリーでミネラル感、マッチのような香り。オークの削り屑に花の乱れ咲く草原、かすかに熟したプラム。
味わい:大麦の甘さ、タンニンにフレッシュハーブのアクセント。時折コショウの刺激と岩塩。柔らかく複雑。
余韻:焦げ感、スパイス、石炭。長い余韻の中に、古い家具や湿った森のウッディさ、わずかに柑橘系のニュアンスも。