新緑眩しい5月!朝晩の寒暖差も大きく、真夏のような日や肌寒い日もあり、何を着るか悩んでしまいますね。
さまざまな規制も緩和され、長らく会えなかった人との再会や遠方へのお出かけなど、予定がたくさん!という方も多いのではないでしょうか?
さて今月の新商品は、ブラックアダーの人気シリーズ「ロウカスク」「キメラ」「レッドスネーク」の新作がずらり!さらに「ステートメント」の名作と、アムルットの限定品が待望の再入荷です。
全国の酒販店様では5月19日発売!
WHISKY PORTでは5月25日(木)10時より発売です!
WHISKY PORTのページは、5月25日までは品切れの状態で表示しています。
【2023年5月25日(木)発売:商品詳細】
<ブラックアダー BLACKADDER>
ロウカスク インチガワー 2009 12年
RAW CASK INCHGOWER 2009 12YO HHD Cask No:803625 58%
インチガワーはスペイサイド、スペイ川がマレイ湾に流れ込む河口近くに位置する、1871年創業の蒸留所です。
「ベル」のキーモルトとして知られ、99%がブレンデッドに使用されるため、シングルモルトとしてのリリースは少なくなっています。
洋ナシのような形をしたストレートヘッドの蒸留機で造られる原酒は、スパイシーさやどっしりとしたボディが特徴。
基本的にノンピートモルトを使用して、コクと旨みのある味わいを実現しています。
本作はホグスヘッド樽での原酒の個性を生かした仕上がり。スペイサイドの中でも異彩を放つ、重厚感あふれる1本です。
【テイスティングノート】
香り:イチゴジャムを添えた焼きたてのパンケーキ、紅茶。ヘーゼルナッツと熟した洋ナシがゆっくりと現れる。
味わい:トフィー、ミルクチョコレートの甘さに、白コショウの刺激。かすかにナツメグとシリアル感。
余韻:ウッディであたたかく、大麦の優しい甘さが後を引く、長い余韻。
ロウカスク レッドスネーク 113
RAW CASK RED SNAKE 113 Cask No:RN113 62.2%
蒸留所名非公表ながら、トップクラスの造り手が手がけるファーストフィル・バーボン樽熟成原酒のシングルカスク。レッドスネークシリーズの最新作は、62.2%のハイプルーフで、リッチなアロマがぎゅっと詰め込まれた仕上がりに。
ファーストフィルならではの、甘くとろけるようなテクスチャー。そこに、コショウのスパイシーさが飲み飽きないアクセントを与えています。
リリースごとにファンを増やしているレッドスネークシリーズ。未体験の方には、ぜひお勧めしたい1本です。
【テイスティングノート】
香り:芳醇な甘さに、透き通ったバニラのアロマが広がる。タルト生地、香ばしいオーク。
味わい:蜂蜜のような甘さの中に、細かく挽いた白コショウのピリッとした辛さ。加水でキャラメルソースをかけたバニラアイス、ココナッツクリームへと変化する。
余韻:ふっくらとした優しい後味が緩やかに続く。
ブレンデッド モルト スコッチ ウイスキー キメラ Cask Ref: CH 1-2022 59.2%
BLENDED MALT SCOTCH WHISKY RAW CASK CHIMERA Cask Ref: CH 1-2022 59.2%
ブラックアダーが保有する樽の数々から、複雑なブレンドを重ねて誕生するキメラシリーズ最新作。
ロウカスクならではのパワフルな仕上がりは、ブレンデッドモルトでも衰えることはありません。
ダークチョコレートのようなほろ苦さと、リンゴや洋ナシのフルーティさ。かすかなスモーキーさも感じられ、探究心がくすぐられるほど奥行きのあるアロマです。
あらゆる生き物の長所を掛け合わせて生まれたキメラのように、優れたスコッチの要素が盛り込まれています。
シングルモルトにこだわる方にこそ、一度お試しいただきたいボトルです。
【テイスティングノート】
香り:最初にシリアルの穀物感、コーヒーパウダー、湿った倉庫。香りが開くにつれ、熟したリンゴと洋ナシのコンポートが現れる。
味わい:クローブやナツメグなどのスパイスに、焼きたてのパン、グレープフルーツ、ほのかにミントティー。
余韻:オーク由来の温かいウッディさ、遠くの暖炉、ベリー系のフルーツとともに黒コショウのアクセント。
<ブラックアダー BLACKADDER 再入荷>
ステートメント NO.45 ロウカスク クライネリッシュ 1989 31年 46.8%
STATEMENT NO.45 CLYNELISH 1989 31YO Cask Ref: 6094 46.8%
絶大な人気を誇る、北ハイランドのクライネリッシュが再入荷いたしました。
希少な80年代ボトルがステートメントから登場です。
大半がジョニーウォーカーゴールドやブラック&ホワイトの原酒として使われるため、シングルカスクとして出回る本数は多くありません。
シルキーでワクシー、豊潤な甘みが特徴で、ボトルを見つけたら必ず手に入れるというマニアも多数。特徴的な蜂蜜、フルーツタルトのような甘さが長い熟成でさらに濃密に。
30年を越す長期熟成でも、その魅力を失うことなくこの上なくリッチな味わいに仕上げていくのは、ブラックダーの卓越した樽管理と見極めの技。
マニア垂涎のボトルが再び入手できるこの機会を、どうぞお見逃しなく。
【テイスティングノート】
香り:革、蜜の入ったリンゴ。かすかに紅茶の茶葉のようなほろ苦い香り。
味わい:クリーミーで蜜蝋のようなワクシーさ。グアバ、アプリコット。ウエハース、僅かにミネラル感。
余韻:コクのある濃厚な余韻、舌の上に砂糖漬けのオレンジピールがほんのりと残る。
<アムルット AMRUT 再入荷>
トリパーヴァ トリプル ディスティルド インディアン シングルモルト ウイスキー 50%
TRIPARVA TRIPLE DISTILLED INDIAN SINGLE MALT WHISKY 50%
アムルット初、3回蒸留で仕上げたシングルモルト「トリパーヴァ」が再入荷。
3回蒸留をした場合、通常よりも軽く、なめらかな味わいになると言われています。 その原酒を、インドの寒暖差の激しい環境で熟成させてできたのが、こちら。
カスタードやハチミツのような濃厚な甘さがありつつ、メロンのような青さもあり、過酷な環境と蒸留の影響を感じさせます。
前回の入荷で大きな反響を呼んだ、アムルットの名作が再び登場。この1本でインディアンウイスキーの新たな扉を開いてください。
【テイスティングノート】
香り:塩キャラメルと、ココナッツとバニラがたっぷり香るカスタード。ほのかに漂う桃とメロンは、ウッディーさと溶け合い、次第に調理用バナナや甘いオレンジのような香りになる。
味わい:フルーツカクテル、柔らかな桃やメロンの味わい。調理用バナナのあっさりとした甘さに、オレンジ系柑橘、バニラカスタード。ハチミツのような濃厚さがある甘いスープとシャーベット。
余韻:ハチミツと調理用バナナが続き、程よいスパイスの味わいが混じり合う。