【レポート】プライベートカスク2025 オーナー様による初めての樽詰めが行われました!

2016年から開始し、ご好評をいただいているプライベートカスクですが、このたび【カスクオーナー様ご自身による「樽詰め」】が可能になりました!
4月上旬、初めての樽詰めが行われましたので、その様子をレポートします。

※本記事は、カスクオーナー様のご承諾を受け、取材、掲載しています

今回、樽詰めを希望されたカスクオーナー様が申し込みをされたのは、オクタヴのEX-Mノンピート樽。
これは静岡蒸溜所のプライベートカスクのために製作された通常のバレルサイズの4分の1程度のサイズの新樽です。スコットランドの樽メーカーから到着後、「ブレンデッドM」の原酒の熟成に使用し、木材と原酒を馴染ませます。一定期間の熟成を経て、プライベートカスク用の樽となるのです。

「ブレンデッドM」の原酒は、ノンピート、ピーテッド、グレーンの3種類があり、直前に熟成した原酒が樽のアクセントとして残るため、お好みの仕上がりを樽のタイプでも選べるようになっています。


まずはこれから原酒を詰める樽とのご対面。今日から3年間、ともに時を過ごす樽です。

そして中に詰める原酒をチェック。原酒タンクの中を確認すると、若々しい青リンゴのような、蒸留したばかりのニューメイクが香ります。

準備が整い、いよいよ樽詰めの始まりです。

原酒タンクに繋がるホースと、その先の手元で流量を調整できるノズルを、樽のダボ穴に差し込みます。

レバーを握ると、原酒が注ぎ込まれていきます。50Lのオクタヴの場合は約5分ほどかかります。

原酒が樽に注がれていく音、香りを感じながら、オーナーさんは「夢が満たされていきますね」と笑顔に。
特別な体験に、ご自身の樽への思いも深まっていきます。

注ぎ終わったら、打栓をします。こちらも、もちろんオーナー様ご自身で。
木槌でダボ栓を打ち付ける音が貯蔵庫に響き渡ります。


その後樽を傾けて、漏れがないかをチェック。3年間の熟成が始まる瞬間です。

樽詰めの工程は約20分ほどで終了。樽詰めしたものと同じニューメイクを200mlのサンプルボトルに詰めて、手書きのラベルを貼るのも、ご自身で。これもなかなかできない体験です。

サンプルボトルはお持ち帰りいただけます。3年後を想像しながらお楽しみください!

ご来場、ありがとうございました!


静岡蒸溜所 代表 中村:今日はどちらからお越しですか?

カスクオーナー様:東京からです。新幹線で。

中村:蒸溜所へ来てみてどうでしょうか?

オーナー様:バスの時間、思ったより長いですね(笑)。でもいい天気でよかったです!

中村:ちなみにお仕事は何をされていますか?

オーナー様:今は自分でITのスタートアップを立ち上げています。

中村:ウイスキーはいつ頃からお好きなんですか?

オーナー様:10年ほど前から好きで、ウイスキープロフェッショナルなどの資格も取っています。色々と楽しみながら、勉強も頑張っている感じです。

中村:すごいですね。普段はどんなウイスキーを飲まれているんですか?

オーナー様:ジャパニーズウイスキーが好きで、静岡蒸溜所を含め、いろいろなジャパニーズを楽しんでいます。

中村:ありがとうございます。このプライベートカスクを知ったきっかけはなんだったのでしょうか?

オーナー様:きっかけは中村さんのSNSだったのですが、昨年ウイスキースクールも体験していたので、良い機会だなと。自分の樽を持つというのは初めての経験です。

中村:そうだったんですね。プライベートカスクは初留タイプにWとKがあり、樽も3種類あるのですが、どのように選ばれましたか?

オーナー様:Kはストーリーが好きなのですが、飲み比べた時にWの奥深さが好みだなと思い、Wにしました!樽についても迷いましたが、一番シンプルに原酒の味わいを引き出すという説明を読んで、ノンピート樽を選びました。

中村:なるほど。今カスクを検討されている方の参考になりそうですね。今実際に樽詰めを体験されて、いかがでしたか?

オーナー様:実は今日誕生日でして。その意味でも、いい1年の始まりになりましたね!良い経験をさせていただきました!

中村:そうでしたか!おめでとうございます! プライベートカスクは何かの記念にお申し込みされる方も多いので、お誕生日に樽詰めをするという体験までしていただいて、私も嬉しいです。ありがとうございます。
そしてこれから3年の熟成に入りますが、「こうなったらいいな」というイメージはありますか?

オーナー様:そうですね、静岡らしさを目指して造られたウイスキーだと思いますので、その静岡らしい味わいをウイスキー好きの友人たちと楽しめたら、と思います。

中村:ありがとうございます。3年の間にもお仲間と一緒に樽に会いに来ていただいたり、目の前でサンプルを採って成長を確かめたりできますし、またお忙しければオンラインで取り寄せも可能です。カスクオーナーとしての時間も楽しんでいただけたらと思います。

オーナー様:そうですね、楽しみです!

中村:実際にお申し込みいただいた方のご意見として、プライベートカスクの魅力、他の方にお勧めするとしたらどんな点でしょうか?

オーナー様:やっぱり初留のタイプが選べるというのは面白いですね。それから樽の違いも。そしてこの樽詰め体験は素晴らしいですね。早速仲間に自慢しようと思います(笑)!

中村:嬉しいですね。他にこんな樽があったらなというご希望があればぜひ伺いたいです。

オーナー様:もし次の樽ということになったら、素直な味わいを生み出すバーボン樽…それからシェリー樽も好きなので、選べるようになったら嬉しいなと。

中村:シェリー樽ですね!アイデアとしてはあるのですが、樽の影響が強く出過ぎてしまうことがあって悩んでいます。でもご要望として、今後も検討していきます。

オーナー様:楽しみにしています。

中村:今日はどうもありがとうございました!


樽詰めから始まる、あなただけのウイスキープログラム「プライベートカスク」。
原酒が樽に注がれる音、漂うモルトの香り、そして木樽が響かせるやわらかな音。
すべてが、あなただけのウイスキーの「始まりの記憶」となり、熟成とともに育っていくでしょう。

「プライベートカスク2025」では、180Lのバレルと50Lのオクタヴで、大麦麦芽や初留のタイプなどを自由に組み合わせてお申し込みいただけます。
詳細はこちらから。ぜひご検討ください。

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