静岡蒸溜所で造られたウイスキーを樽単位でご予約いただける、「静岡プライベートカスク」。
2018年製造分のご予約は受付期間を延長し、8月31日までとなります。
9月からは「静岡プライベートカスク2019」の受付が始まり、2019年製造分のご予約を承ります。
ピーテッドウイスキーのご注文は、8月31日まで!
静岡プライベートカスク2019では、アンピーテッドのみとなります。
そのため、ピーテッドタイプをご希望の方は、8月31日までにお申し込みください!
また、静岡プライベートカスク2018のご予約には、「お1人様各ウイスキータイプごとに1挺限り、最大2挺まで」という上限を設けておりました。
しかし、これについて、多くのお客様から、同タイプのものをサイズ違いで予約したい、といったご要望をいただいておりました。
このようなことから、お申込数の上限を変更し、全てのウイスキータイプ、全ての樽のサイズについて、ご希望の挺数でお申込を承ります。
上記の変更のため、6月末としていた2018年分のお申し込みの締め切りを、8月末まで延長することにいたしました。
お申し込みをご希望の方は、下記のリンクよりどうぞ。
静岡プライベートカスク2018
みなさまからのお申し込みを、お待ちしております♪
そして、静岡プライベートカスク2019の概要をご案内いたします♪
静岡プライベートカスク2019 概要発表!
お待たせしました!
静岡プライベートカスク2019は、蒸留機を選べます!
静岡蒸溜所では、下記のタイプが違う2基の蒸留機が稼働しています。
・スコットランド フォーサイス社製の薪直火で加熱する蒸留機
・軽井沢蒸留所から移設した、一般的な蒸気による間接加熱の蒸留機
加熱方法や形状の違う、この2基の蒸留機を使い分け、全く違う個性を持った2種類のニューメイクスピリッツ(ウイスキーの原酒)を造っています。
・フォーサイスの薪直火蒸留機を初留で蒸留したニューメイクは、ヘビー&スウィート。ほのかにスモーキーで、どっしりとしたコクのあるパワフルな味わい。
・軽井沢蒸留機を初留で蒸留したニューメイクは、ライト&フルーティ。フルーティで軽やか、かつ華やかな味わい。
2017年・2018年のプライベートカスクでは、これら2つの違う味わいのニューメイクをハーフ&ハーフでブレンドし、樽詰めしています。
3年目となる2019年は、よりマニアックに楽しめるように!ということで、これら2種類のニューメイクをブレンドせず、別々で樽詰めします♪
お好みに合わせて、自分だけの味わいを追求してみてはいかがでしょうか?
初留に使用する蒸留機の違いをより感じていただくために、静岡プライベートカスク2019で樽詰めされるウイスキータイプは、アンピーテッドのみといたします。
お申し込みは、2018年9月1日の開始を予定しています。
プライベートカスクについて、年ごとの違いをおさらいしてみましょう。
【静岡プライベートカスク2017〜2019】
2019年製造分 | 2018年製造分 | 2017年製造分 | ||
内容量 | バレル | 180リッター | 195リッター | 180リッター |
クォーター | 110リッター | 120リッター | 110リッター | |
オクタヴ | 55リッター | 60リッター | 55リッター | |
ウイスキータイプ | アンピーテッド | ピーテッド
もしくは アンピーテッド |
アンピーテッド | |
蒸留機
初留 |
*蒸留機を選択
薪直火蒸留機 もしくは 軽井沢蒸留機 |
薪直火蒸留機
と 軽井沢蒸留機 のブレンド |
薪直火蒸留機 と 軽井沢蒸留機 のブレンド |
ガイアフロー静岡蒸溜所では、軽井沢蒸留所から移設した蒸留機1機と、フォーサイス社製の蒸留機2機を使って製造をしています。
1仕込みごとに記録を取るのですが、どの蒸留機を使ったのかは、それぞれアルファベットで示されています。
K(Karuizawa Still):元軽井沢蒸留所蒸留機(初留)
W(Wood -fired Still):フォーサイス社製薪直火加熱方式蒸留機(初留)
S(Spirit Still):フォーサイス社製蒸気間接加熱方式蒸留機(再留)
見ての通り、初留用が2機。
どちらの蒸留機を使うかで、出来上がるニューメイクの味わいは、大きく異なります。
蒸留機に投入するウォッシュ(モロミ)は、ホップなしの酸っぱいビールのようなもの。発酵を終えた酵母などが溶け込んでいて、粘度がある状態です。
これをそのまま濾過せずに蒸留機に投入し、加熱して蒸留することで、さまざまな熱化学反応が起こります。
そのため、どのように加熱されるかが重要になってくるのです。
<K(Karuizawa Pot Still):元軽井沢蒸留所蒸留機(初留)>
軽井沢の蒸留機は、間接加熱。
蒸留機の内部に、チューブ型のコイルとパーコレーターというバケツ型のシリンダーがあり、ここにボイラーでつくられた蒸気を送り込むことで加熱をします。
間接加熱方式は、蒸気を使って穏やかに満遍なく加熱されるのが特徴です。
温度調節もしやすく、モルティーさが残り、アルコールは華やかで軽く、すっきりとしてフルーティーな味わいになります。
<W(Wood -fired Pot Still):フォーサイス社製薪直火加熱方式蒸留機(初留)>
左側に見えるのが、フォーサイス社製の初留に使う蒸留機。
薪を燃料とした直接加熱方式です。
薪ストーブをそのまま大きくしたようなかまどに、薪を並べて火をつけ、釜を直接加熱することで内部のウォッシュを温めるのです。釜の内部には、ラメジャーと呼ばれる鎖の網のようなものが設置されており、これを回転させ続けることで、加熱されたウォッシュの焦げ付きを防ぎます。
温度調節は、かまどの正面にある小窓の開閉のみ。追加で薪をくべる際は、かまどの扉を開けて行うため、内部の火が吹き出すこともあり、慎重に作業を進めなければなりません。
直火で加熱した場合は、間接加熱方式に比べ、もろみの温度が高くなり、ヘヴィーでスイートでほのかにスモーキー、コクを感じるパワフルな味わいが産まれます。
7月28日・29日に開催される「静岡クラフトビール&ウイスキーフェア2018」でも、この2つの違いを味わっていただけるよう準備中です♪
実際に味わってみて、その違いを体感してくださいね。
☆☆☆ 静岡プライベートカスク2019 概要 ☆☆☆
申込開始予定:2018年9月5日(水)正午
※申し訳ありませんが、受付開始が当初予定の1日から延期となりました。
樽の種類:EXバーボンカスク
ニューメイクの種類:アンピーテッドのみ
樽詰めの時期:2019年10月1日から2019年12月31日までの間を予定
ボトリングの時期:樽詰め日から3年経過以降最長熟成期間まで
最長熟成期間:バレル10年、クォーター7年、オクタヴ5年
予想されるボトリング本数(@700ml):
バレル 200本
クォーター 120本
オクタヴ 50本
※上記本数は予想であり、熟成年数や個体差により増減します
予約の受付場所:オンラインショップ WHISKY PORT ( http://whiskyport.jp/ )