いよいよ、1週間後に迫った、静岡クラフトビール&ウイスキーフェア2017!!!
開催を目前に控え、出展ブースをまとめてご紹介。
今日は、ご出展いただく静岡県内のブースをご紹介します。
【イベント】出展ブース紹介①県内ビール編
今回ご出展いただく、静岡県内のビール醸造所は、全部で6つ。
AOI BREWING(静岡県静岡市)
伊豆の国ビール(静岡県伊豆の国市)
御殿場高原ビール(静岡県御殿場市)
サムライサーファービール(静岡県沼津市)
反射炉ビヤ(静岡県伊豆の国市)
ベアードビール(静岡県伊豆市)
*50音順敬称略
順番にご紹介いたします。
【AOI BREWING】(静岡県静岡市)
静岡市初のクラフトビールメーカーとして、オープンから早3年、「AOI BREWING」さん。今ではすっかり静岡市民に親しまれる地元のクラフトビールとなっています。
場所は、昨年のイベント会場でもある、静岡浅間神社のすぐそば。醤油蔵をリノベーションした醸造所で、お隣には直営のビアパプもあります。静岡らしさ満点の、緑茶を使ったお茶のエールや、季節限定みかんのエールが有名です。
系列の店舗が4店舗あり、いつでも出来たてのエールがお楽しみいただけますよ♪
最近ではボトルでの販売も始めているため、市内各所で葵の御紋をモチーフにしたラベルのボトルを見かけることも多くなりました。
静岡駅構内でも販売していますので、お土産にも◎
【伊豆の国ビール】(静岡県伊豆の国市)
伊豆の名湯、伊豆長岡温泉の近く「IZU・WORLD みんなのハワイアンズ」の中にあるのが「伊豆の国ビール」さん。南国ムード一いっぱいの施設内には、巨大な動植物園とバイキングレストランが並び、とってもハワイアンなポリネシアンショーで来場者を楽しませてくれます。
醸造所は、レストラン内にあり、製造の様子を間近に眺めることができます。ドイツの伝統的醸造方法に則って、ベテランブルワーが造りあげるビールは大人気。最近では、定番ビール以外に限定タイプのリリースもあり、訪れるのが楽しみになる醸造所です。
併設された開放感のあるレストランは、バイキング形式。バラエティに富んだお料理を、出来たてのビールとともにお召し上がりいただけます。とにかく飲みたい!という方には嬉しい♪格安のクラフトビール飲み放題プランもありますよ♪
【御殿場高原ビール】(静岡県御殿場市)
その名の通り、御殿場市にある醸造所、「御殿場高原ビール」さん。地ビールブームの1995年に、国内9番目の地ビールメーカーとして、広大な「時の栖」の敷地の一角にオープンしました。
それから20年あまり、日本でも有数のブルワリーレストランとして、平成25年には来客数1,000万人に達する、静岡の人気のスポット。
ドイツから招いたブラウマイスター直伝の製造法で造られるドイツスタイルのビールが有名です。季節限定の旬なビールも数多く造られているんですよ♪
ホテル、レストラン、日帰り温泉施設などが点在する「時の栖」。
毎年「ビアキングダム」という、ビールフェスティバルも開催しています。静岡県内をはじめ、日本各地のコレは!という通好みのクラフトビールメーカーも揃っていて、たくさんのお客様で賑わっています。
【サムライサーファービール】(静岡県沼津市)
沼津市に醸造所を構える「サムライサーファービール」さんです。
「サムライサーファー」…なんて素敵なネーミング!瓶に貼られたラベルも、そのまんまサーフィンをしているチョンマゲのマッチョなサムライの図柄です。個性あふれる、思わず目を引くデザインです。
地元スーパーなどでも、このラベルでボトルで販売がされています。ただ、非常に人気のため、入荷されるとすぐになくなってしまうほど。幻と言っていいくらいレアなんです!
今回のイベントでは、さらに激レアな生樽が飲めますよ♪
※「サムライサーファービール」はメーカー出展ブースではなく、樽のみの出展となります。
「日本のクラフトビールのすべて」マーク・メリ著
関西在住のアメリカ人マーク・メリ氏が書かれた、現在の日本のクラフトビールがマルっとすべてわかる、クラフトビールファン必見の書。
ほとんどの国内ブルワリーが網羅されており、日本各地のビアパブ紹介もあります。
本書の日本語訳をされた熊谷氏が、会場内をふら~っと飲み歩いているかもしれません。
当日は「クマガイを探せ!」が、絶賛無許可不認可未承諾で実施されますので、購入した本にサインをおねだりしてみてくださいね♪
※チケットでのご購入のみとなりますのでご注意ください。
【反射炉ビヤ】(静岡県伊豆の国市)
世界遺産登録で脚光を浴び、連日大勢の観光客で賑わう、韮山反射炉。その目の前に醸造所とレストランを構えるのが、蔵屋鳴沢さんが造る「反射炉ビヤ」さん。
蔵屋鳴沢さんは、もともとお茶作りをされていたとのこと。クラフトビールに参入したのは、今から20年ほど前の、地ビールブーム真っ只中。
「頼朝」をはじめ、「政子」「太郎左衛門」など、ユニークな名前の付いたビールで有名です。このネーミングは、伊豆の歴史上、欠かすことのできない源頼朝や北条政子などから来ているそうですよ。
定番ビールの他にも、定期的に造られる限定ビールや、季節ごとのシーズナルビールなど、実に多種多様なビール造りをされています。仕込み水に使われるのは、造り酒屋をされていた頃から変わらない、敷地内の湧き水です。
醸造所の隣には、地ビール&網焼きレストラン「ほむら」があります。三宅島産溶岩の溶岩ロースターで焼き上げる和牛に舌鼓を打ち、隣で出来た反射炉ビヤを飲む。なんて素敵な時間!
裏山の茶畑で茶摘み体験もできるなど、お楽しみが盛り沢山です。
今回は、13:00〜セミナーも開催!
講師:山田隼平氏・阿久沢健志氏
タイトル:若者視点のクラフトビールの変遷とユニークなビール造り
ブルワー平均年齢20代!若者目線で捉えたクラフトビールの変遷をお伝えします。
固定観念に縛られない、ユニークなビール造りは必聴です!
※こちらのセミナーでは、試飲がありません。メイン会場でご購入された反射炉ビヤのビールのお持ち込みは可能です。
【ベアードビール】(静岡県伊豆市)
伊豆半島の真ん中、修善寺にある「ベアードビール」さん。もともとは、沼津港目の前の小さな事務所の一角で、アメリカ人のブライアン・ベアード氏と、奥様のさゆりさんの2人でスタートしました。その後、現在の修善寺に移転し、今では国内有数の巨大醸造所となっています。
沼津時代は、小さな小さなビール樽を改造した醸造設備。そこでベアード氏は、365日毎日仕込をしているのでは?と思われるくらい、ビール造りに打ち込んでいたそうです。
そんなベアード氏の夢が結実したのが、現在の「修善寺ブルワリーガーデン」です。緑豊かな林に囲まれ、目の前には狩野川の清流が流れています。ここから日本各地、そして今ではブライアン氏が生まれ育ったアメリカへと輸出されて行きます。アメリカ人が日本で造る日本のクラフトビールが、海を渡って、クラフトビールの本場アメリカで飲まれる。時代の変化を感じさせますね♪
ベアードビールの特徴といえば、そのこだわりの製法にあります。花のホールホップを大量に使い、モルトや酵母の香りを最大限に生かした、個性的な味わい。さらに樽や瓶の中で酵母による2次発酵を行い、酵母由来の自然のガスを溶け込ませています。人工的な炭酸ガスを使わない、やわらかな味わいをお楽しみください。
また、こちらもセミナーがあります!
ベアードビールさんのセミナーは14:30〜から。
講師:橋本大輝氏
タイトル:ウマいビールは酵母がつくる ―ラボテクニシャンの発酵講座―
ベアードブルーイングの「ブルワー兼ラボテクニシャン」の橋下氏。
ビールやウイスキーに欠かせない発酵の要「酵母」をテーマにお話しいただきます。
酵母って何?というところから、バーで語れる豆知識まで、わかりやすく知ることができますよ♪