静岡では、毎年6月1日に鮎釣りが解禁になります。蒸溜所の周りでも、連日釣り人を見かけるようになりました。
静岡市の一級河川といえば安倍川ですが、蒸溜所の隣にはその支流があるんです。きれいで豊富なお水は、鮎だけじゃなく、ウイスキー造りにも欠かせません。静岡蒸溜所のロゴのSは、静岡のSでもありますが、同時にこの川の豊かな水の流れも意味しているんです。もちろん、ここで獲れる鮎もロゴの左下に描かれています。
その土地の風土を生かして、でき上がるウイスキー。静岡蒸溜所の原酒たちも、どんな熟成を重ねるのか楽しみです。
さて、そんな本日は6月の新商品のご紹介。
ブラックアダー のアイテムから、長熟のものを中心にシングルカスクを取り揃えてますよ♪
本日は、6月11日(木)発売の新商品のご案内です。
【新商品】魅惑の長熟アイテム多数!6月11日(木)発売!
6月新商品は、ブラックアダーの「ロウカスク」シリーズから5アイテム!
最低限の濾過のみにとどめたこのシリーズ は、樽の内部の炭化した木片も合わせてボトリングされているのが特徴です。
今回は、シェリーバットで長期熟成させた 「ブレアフィンディ」と「ロッホランザ」。スペイサイドの「スペイサイド」、ハイランドからは「ウエストポート」。
そして、おなじみのレッドスネークからは、20ppmのピーテッドタイプがお披露目となります!
いずれも数に限りがございますので、お早めに。
6月11日(木)10時より発売です。
WHISKY PORTのページは、6月11日までは品切れの状態で表示しています。
【6月11日(木)発売:商品詳細】
<ブラックアダーBLACKADDER>
ブラックアダー ロウカスク ブレアフィンディ 1992 26年 シェリーバット
BLACKADDER RAW CASK BLAIRFINDY 1992 26YO SHERRY BUTT no.BF2019-5 51.6%
蒸溜所名非公開のスペイサイドモルト 「ブレアフィンディ」。
非公開と言えど、わかっていることも。
●1836年創業のスペイサイドのバリンダロッホに位置する蒸溜所
●6世代にわたり家族経営を守り続けている
これはつまり…該当の蒸溜所は限られてきますね。
名前の由来は、グラント家にゆかりの農場、ブレアフィンディから。その農場にちなんで、彼らは代々「ブレアフィンディ・グラント」と呼び習わされているのです。蒸溜所名を公開できないことから、オーナーにゆかりのある名前でリリースをしています。
26年もののシェリー樽ならではの、濃厚な色合い。
入荷本数が18本と数が少ないため、ご注文はお早めにどうぞ!
【テイスティングノート】
*僅少入荷のため、テイスティングコメントはございません。ご了承ください。
ブラックアダー ロウカスク ロッホランザ 1996 23年 シェリーバット
BLACKADDER RAW CASK LOCHRANZA 1996 23YO SHERRY BUTT Cask no:932 52.2%
ロッホランザとは、スコットランドの アラン島最北端に位置する村の名前。
ここにある蒸溜所は、同じ島内に2つ目の蒸溜所ができたことから、近年
「LOCHRANZA DISTILLERY(ロッホランザ蒸溜所)」に蒸溜所名を変更しました。商品名はそのままに、ラベルデザインを一新したアノ蒸溜所です。
1990年代半ばに蒸留、シェリーバットで20年以上熟成させました。フルーティで、爽やかな甘さが魅力です。
【テイスティングノート】
(営業担当)H
香り:濃厚なプラム、溢れんばかりのシェリー樽特有の香り。
味わい:長熟シェリー樽らしい甘ったるくない甘さ、干しブドウ、ドライオレンジ、ほのかにシナモン。
余韻:シェリーの香りが程よく残る。
ブラックアダー ロウカスク ウエストポート 1997 22年
BLACKADDER RAW CASK WESTPORT 1997 22YO Cask Ref:3293 53.2%
ウエストポートとは、蒸溜所の名前ではありません。とある有名蒸溜所のモルトに、ほんの少しだけ他のシングルモルトをブレンドした、ティースプーンモルトで使用される名前。
主体となるのは、北ハイランド地方の背の高いポットスチルが特徴的な蒸溜所です。5m以上の首の長いポットスチルで、大人のキリン程の高さとも言われています。
以前は、ボトラーズに対しての原酒の提供がほとんどありませんでしたが、近年、このウエストポート名義でのリリースが出てきています。
ブラックアダーでのリリースも、今回が初めて。柑橘系のフルーティな甘みと爽やかさが、お愉しみいただけます。
177本のみボトリングされ、そのうち日本へは30本のみの限定本数で入荷いたしました。数に限りがありますので、お早めに。
【テイスティングノート】
*僅少入荷のため、テイスティングコメントはございません。ご了承ください。
ブラックアダー ロウカスク スペイサイド 2000 18年
BLACKADDER RAW CASK SPEYSIDE 2000 18YO Cask Number2803 56.1%
オフィシャルアイテムの「スペイ」で知られる、スペイサイド蒸溜所。その名の通り、スペイサイド地方にある蒸溜所です。
1990年に創業した蒸溜所も、すでに30年近い歴史を重ね、WWAやIWSCなどでも高い評価を得ています。
こちらは、ホグスヘッドで18年熟成させたアイテム。オフィシャルのバーボン樽熟成のトゥルティーナとはひと味違った、コクのある甘みとフルーティーさも感じられます。明るい琥珀色の、中長期熟成。
【テイスティングノート】
(製造担当)Y
香り:桃や洋梨のような爽やかさ、後からオイリーで暖色っぽい丸み、焦がしバター。
味わい:ウエハース、りんご、香りと同様に爽やか。
余韻:塩味がゆっくり抜けていく。
ブラックアダー レッドスネーク ロウカスク レッドネック 84 20ppm
BLACKADDER RED SNAKE RAW CASK Cask Ref:Redneck 84 20ppm 61.1%
ブラックアダーの代表的なシリーズのひとつ、レッドスネークシリーズ。バーボン樽熟成のシングルカスクです。
兄弟シリーズのブラックスネーク同様、ある有名蒸溜所のモルトをボトリングしたもの。「スコットランドにある、誰もが知る有名蒸溜所ということしか公表できない」というのが、ブラックアダー代表のロビン氏の談。
今回は、ピーテッドタイプの第2弾!
フェノール値は、20ppmで、優しいスモーキーさに、シロップのようなコクのある甘さ。第1弾の50ppmのピーテッドタイプに比べ、程よいスモーキーさで、柔らかい甘味がお好きな方にオススメです。
【テイスティングノート】
(営業担当)W
香り:消毒液、木材、カラメル、焦がしたはちみつ。
味わい:スモーキーな中にシロップのような濃い甘さを感じつつ、後から舌先に軽い胡椒のような刺激。
余韻:心地よいスモーキーさが鼻から抜ける。
【ロウカスクとは】
冷却濾過をせず、最低限の濾過のみをした、ブラックアダーオリジナルの代表的シリーズのこと。
「樽の中で眠るウイスキーこそ、最高の味わいを持つ」というブラックアダー代表ロビン氏の想いが詰まっています。最低限の濾過にとどめている証明として、ビン底には樽の中の木片が沈んでいます。
6月11日(木)10時より発売です。
WHISKY PORTのページは、6月11日までは品切れの状態で表示しています。
みなさまからのご注文、お待ちしております!