また暑さがぶり返すようですが、静岡では夜ともなると秋の気配が感じられるようになりました。
夜が長くなれば、恋しくなるのは甘い香りのラム酒や、香り高いウイスキーなど。本を読みながら、映画を観ながら、晩ご飯の後のゆったりとした晩酌タイムなどにも、ゆっくりじっくりグラスを傾けたくなる良い季節。
本日は、そんな季節にぴったりな9月発売の新商品のお知らせです。みなさまお待ちかねの東海道シリーズの新作をはじめ、アムルット蒸溜所とびっきりのシリーズ限定品まで、4アイテムが発売になります!
【新商品】待望のシリーズ新作登場!9月12日(木)発売!
9月の新商品は、ベルギーのボトラー「アスタモリス」より3アイテム、インドの蒸溜所アムルットからは限定の1アイテムがリリースされます。
アスタモリスからは、東海道五十三次シリーズの新作がいよいよ登場!また、シングルカスクラムとして話題の「ラスタモリス」シリーズからも、ガイアナのラムがついにお披露目です!
そして、ブレンデッドラム「ママン・ブリジット」はとうとうBatch4。ブードゥの女神が白抜きで描かれ、より印象的なデザインとなっています。
さらにインドの蒸溜所アムルットからは、限定リリース「グリーディエンジェルズ10年」!!!
日本には9本のみの入荷ですので、ご注文はお早めに!
9月12日(木)10時より発売です。
WHISKY PORTのページは、9月12日までは品切れの状態で表示しています。
【9月12日(木)発売:商品詳細】
<アスタモリスASTA MORRIS>
アスタモリス フォー ガイアフロー シングルオークニー モルト 「大磯」 11年 2007/2019 58%
Asta Morris for Gaiaflow Single Orkney Malt “Oiso” 11yo 2007/2019 58%
浮世絵ラベルで人気の、東海道五十三次シリーズ。宿場ごとに、さまざまな蒸溜所のウイスキーをボトリングしています。今回の「大磯」に選ばれたのは、オークニー諸島にある蒸溜所のもの。蒸溜所名は非公表ですが、スコットランド最北端に位置し、北の巨人の異名をとる蒸溜所のものと思われます。
2007 年蒸留の11 年熟成。短熟ながら、オークニー独特のピートの味わいに、洋ナシや柑橘、ミネラルを感じるバランスのいい味わい。
【テイスティングノート】
香り:洋ナシ、ダイダイのような酸味のあるオレンジやすりおろした柑橘の皮。バニラの甘い香りが広がり、濡れた岩やチョークのような香りも感じる。灰のようなスモーキーさ。
味わい:力強いスモーキーさに、レモンチェッロと濡れた砂利を思わせるミネラル感。オイリーでワクシーさを感じる味わい。ほんのりハチミツのような甘さ。バランスのいいピーティーさ。
余韻:長く、レモンのような爽やかさと灰のようなスモーキーさ、軽いウッディーさが続く。
ラスタモリス ウィットブルグ 26年 1991/2016 58.8% Cask RM004
RASTA MORRIS Uitvlugt 26yo 1991/2016 58.8% Cask RM004
「ラスタモリス」とは、アスタモリスがシングルカスクのラムをリリースする際のシリーズ名。今はなき、ガイアナのウィットブルグ蒸溜所のラムをボトリングした貴重なアイテムです。
かつてたくさんのラムの蒸溜所があった、南アメリカのガイアナ。ウィットブルグ蒸溜所もそのひとつでしたが、2000年に惜しくも閉鎖。
現存する貴重な樽から、アスタモリス代表のバート氏が選んだのは1991年蒸留の26年ものです。典型的なデメラララムとは異なる、明るいクリアな色合いのため、「樽詰めの際のモラセスの添加がなかったものと思われる」とのこと。
優しい味わいと評されることが多いアスタモリスですが、こちらはハイプルーフでのボトリング。いつもと違った表情も愉しめるプレミアムな1本。
【テイスティングノート】
香り:洋ナシやリンゴ、白ぶどうのような白い果物を思わせる、フルーティさ。ほんのりとフルーツブランデーのようなニュアンス。完熟のパイナップルのような南国フルーツ。黒糖の甘さがフルーティさに華を添える。次第に、胡椒のようなスパイシーさ、わずかにバニラ、リコリス。特徴的なゴムのような香りも。
味わい:甘く、アルコール感も強い。香りよりもはっきりとしたフルーティさ、黒糖、ゴムと胡椒のスパイシーさを感じる。ドライフルーツやウッディさが程よく感じられる。
余韻:わずかに苦味を伴う、長く心地よい余韻。
アスタモリス ママン ブリジット ブレンデッド ラム バッチ4 43%
ASTA MORRIS Maman Brigitte Blended Rum batch4 43%
アスタモリス初となる、カリブ海域のラムをブレンドした「ママン・ブリッジット」。瞬く間にリリースを重ね、ついにバッチ4となりました!使用されたラムは、以下の特徴的な3 種。
バルバドス 8年/ドミニカ 5年/ジャマイカ 3年
かつてイギリスが宗主国だったバルバドスで造られるラムは、ブレンデッド・ウイスキーと同じく、単式蒸留機と連続式蒸留機の両方を用いて製造されています。バランスのいい味わいです。ドミニカのラムは、ライトでエレガントな酒質が特徴で、今回は5年物を使用。対して、ジャマイカのラムの酒質は、力強い味わいが魅力です。この3つをブレンドしたものが、このママン・ブリジットなのです。
名前の由来は、カリブ海ハイチで発展したヴードゥー教の女神から。スパイス入りのラムを好んで嗜むとされています。アスタモリスらしい、ポップなタッチで描かれたデザイン。
【テイスティングノート】
香り:たっぷりとした南国フルーツの香り。まず初めにパイナップル、穏やかな甘い香り、蜂蜜のような香りが漂う。まさにジャマイカンスタイルと思わせるような芳醇な香り。
味わい:ドミニカ産、ジャマイカ産、バルバドス産の3種類の産地のラムをブレンドしたことによる、バランスのとれた味わい。ドミニカのラムは、穏やかな甘さ。ダンネージスタイルで熟成させるジャマイカのラムは、スパイシーな味わい。バルバドスのラムが、それらをバランスよくまとめている。
<アムルットAMRUT>
アムルット シングルモルト ウイスキー グリーディーエンジェルス チェアマンズ リザーヴ 10年 55%
AMRUT SINGLE MALT WHISKY GREEDY ANGELS CHAIRMAN’S RESERVE 10 YEARS OLD 55%
アムルットの世界限定となるシリーズ「グリーディエンジェルズ」に新作が登場!
エンジェルズシェア(天使のわけまえ)が、年間10%~16%にも達するアムルットでは、通常4〜5年で熟成のピークを迎えると言われています。
10年熟成ともなると、樽の中の約80%がエンジェルズシェアとして失われる計算です。そんな過酷な熟成環境を耐え抜いた、選び抜かれた樽のみがボトリングされているのが「欲張りな天使」と名付けられたこちら。
2019年5月に惜しまれつつ亡くなった、アムルットのチェアマン=会長であるネール・ジャグダル氏の名を冠した特別な1本。日本には9本のみの入荷です。世界的にも評価の高い、希少アイテムをこの機会にぜひ。
【テイスティングノート】
僅少入荷のため、テイスティングコメントはございません。
ご了承ください。
9月12日(木)10時より発売です。
WHISKY PORTのページは、9月12日までは品切れの状態で表示しています。
みなさまのご注文、お待ちしております!