季節の変わり目の涼しい風も熱気を帯びるような、嬉しい嬉しいニュースが届きました!!
みなさまお馴染みの、ブラックアダーとアムルット。この度、WHISKIES OF THE WORLD 2018(ウイスキー オブ ザ ワールド 2018)にて金賞の栄誉に輝きました!!!
本日は、WHISKIES OF THE WORLD 2018(ウイスキー オブ ザ ワールド 2018)受賞のお知らせです。
ブラックアダーとアムルット「WHISKIES OF THE WORLD 2018」受賞!!
WHISKIES OF THE WORLD (ウイスキー オブ ザ ワールド)とは、サンフランシスコから始まり、今やダラスやヒューストンなど全米主要都市で開催されている、大規模なウイスキーイベント。
IWSC(インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション)と同様、世界中から集まったウイスキーの評価が行われます。
そのWHISKIES OF THE WORLD 2018にて、ブラックアダーのCHIMERA(キメラ)とアムルットのFusion(フュージョン)が金賞を受賞したとのこと!!
数々のウイスキーが受賞している中、モルトのピーテッド部門での受賞は、キメラとフュージョンの2点のみ!!!
見事栄冠を手にしたこの2アイテムを、あらためてご紹介いたします♪
ブラックアダー ブレンデッドモルト スコッチウイスキー キメラ Cask ref:CH1-2017 46%
BLACKADDER BLENDED MALT SCOTCH WHISKY CHIMERA Cask ref:CH1-2017 46%
ブラックアダー初のブレンデッドモルト「キメラ」。
ラベルは、ブラックアダーのトレードマークの毒蛇が、美しくカラフルに描かれたデザイン。
グラフィカルで目を引くラベルとなっています。
「キメラ」とは、ライオンの頭と山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つギリシア神話の伝説の怪物のこと。
シングルモルトの持つ味わいを巧みにブレンドしたブレンデッドモルトを、様々な生物が融合した伝説の怪物になぞらえています。
パンチの強い味わいながらも、度数は46%と抑えめで、飲みやすいブレンデットモルトです。
*ブレンデッドモルト:
シングルモルトをヴァッティングしたもの。
グレーンウイスキーは、含まれておりません。
【テイスティングノート】
色合い:枯葉色4.5~5
甘さ:6.5~7
香り:ハチミツのふくよかな甘い香り。完熟のバナナと粉っぽいリンゴ。タバコのような香りがうっすらと漂い、ウッディで軽くシェリー樽由来の香りも。クローブ。加水すると、ハチミツの香りはそのままに、フルーティさが増す。シェリー樽由来の香りは残るが、タバコ感は減る。
味わい:シェリーの影響を感じさせるバターのようなオイリーさ、かすかにバナナのような味わい。主張しすぎないウッディさ。加水により、フルーティーさは弱まるが、シェリー樽由来のウッディさを、より感じられる。
余韻:少しピリピリするようなタンニンが、頰と舌を刺激する。シェリー樽ならではの余韻が続く。加水しても、ドライな印象。
(ブラックアダー マイケル・トゥチェック)
アムルット フュージョン 50%
Amrut Fusion 50%
アムルット蒸溜所では、ピーテッドウイスキーとアンピーテッドウイスキーで、使用する麦芽が異なります。
ピーテッドウイスキー:スコットランド産
アンピーテッドウイスキー:インド産
それぞれのウイスキーを4年間熟成させ、ピーテッド25%:アンピーテッド75%
の割合でヴァッティング。
さらに3ヶ月熟成させて、フュージョンの味わいとなるのです。
西洋と東洋の両方の麦芽から造られたウイスキーを融合(Fusion)することから、この名前をつけられました。
アムルットの特徴は、なんといっても独特の香辛料のようなスパイシーさと、しっかりとした甘さ。
エンジェルズシェアが格段に大きい、インドならではの味わいです。
スコットランドでのエンジェルズシェアが年間平均2%であるのに対し、インドではなんと10〜16%。
このため、熟成がより早く進むと言われています。
程よくピーティーで、カスタードやバニラ、スパイスの混じり合うリッチな味わい。
この機会にぜひどうぞ。
【テイスティングノート】
香り:こってりとしたオーク樽の香りと、今までにない柔らかくスモークされた麦の甘みのある香り。
味わい:どっしりとした味わいで、温度が上がるとスモーキーさを感じる。ほのかにカスタードのような、樽由来のバニラの香りがし、シェリートライフルのような味わい。
余韻:少し荒々しく、乾いたピートとウッディさ。糖蜜の甘みはしっかりと最後まで感じられる。とりわけスパイスの味わいをはっきりと感じる余韻。
どちらも、見逃せないアイテム。
金賞受賞の実力を、ぜひご自身で味わってみてはいかがでしょうか?