おはようございます、担当Mです。
この写真の場所、見覚えのある方も多いのではないでしょうか・・・そうです、秩父蒸溜所!
昨日は秩父蒸溜所、ベンチャーウイスキーさんへ見学へ行ってまいりました。ガイアフローからは中村社長と、私、スタッフKの3人、あと数人で静岡から朝7時の新幹線で、ビューンと秩父へ!
行くはずが、和光市で保安装置故障のため、大幅に遅延、運転見合わせがあり、結局見学時間が2時間ほどになってしまったのです・・・
しかし、とても濃い内容で、伊知郎さんが質問に答えてくださって詳しいお話しを聞けました。社長がマニアックな質問をするので秩父蒸溜所のスタッフさん、タジタジでした。かわいそうに…。(こんなお客さん嫌だ。)
ということで、本日は昨日の秩父蒸溜所見学の写真をいくつかご紹介したいと思います。私は初めて蒸溜所を訪れたのですが、詳しい話はよくわからないけどとてもいい体験になりました!(一眼を持って行かなかったのでiPhoneで撮影した画像です、申し訳ありません…。)
蒸溜所敷地内には、使い終わった樽なのでしょうか?いくつも樽が置いてあり、外に設置してある水道の受けも樽を切ったものだったりして、これにはちょっと感動しました。とにかく外観からすごく雰囲気が良かったです!
こちらは発芽した大麦、麦芽。25kgにして袋に分けてあるそうです。ただ、この25kgと言う数字、作業員である女性が『私が持てる重さ』ということで、入荷時にこのように袋分けしてもらっているそうです。この方はベンチャーウイスキー創立からのメンバーらしく、彼女が持てないサイズがあっては困りますよね。
ちょっとわかりにくいですが、これがミルです。ここに袋をあけるために、25kgに分けてもらっている、ということですね。
スコットランドでも使用されているふるいで、1つ前の画像のような3種類のサイズにわけられるそうです。私はこのふるい、初めて見ました。粉になっている部分はとても細かい網目で、1つ前の画像にもありますが、本当に細かいものだけが分けられるようになっていました。
写真が無いのですが、糖化させ、ここで発酵させます。秩父蒸溜所さんでは、木桶を使用していました。『木桶の方が乳酸菌が1000倍働く』というデータがあるそうです。
中も見せてもらいました。頑張る菌たち。もやしもん読みたくなりました。
そして蒸留中…。透明の液体が見えますか?出来立て、蒸留したてのウイスキーの赤ちゃんたち!真剣な眼差しで見つめていました。うつっている彼、何度かイベントでお会いしているのですが、こんなに真剣な彼を見たのは初めてです。いつもニコニコしている好青年、というイメージでしたが、汗をかいてお仕事をしている姿はとても素敵でした。
蒸留、樽詰めをしてからこの貯蔵庫で何年も眠ります。樽に書かれている番号で全て管理しているらしく、私たちにはわかりませんでしたが、これらが何年後かに瓶詰めされてドナドナされていくわけですね。
iPhoneで撮ったので暗いところの写真が画質が悪いのですが、下のほうの樽がホコリだらけになっているの、わかりますか…?樽の大きさが違うので、同じものでは無いと思いますが、それだけ長い間ここで熟成しているということですね。
以上、秩父蒸溜所見学の報告です。
あとは樽を製造する工場と、建設中の貯蔵庫を見せていただきました。その貯蔵庫は壁が黒くて、建物の材質も上の写真の貯蔵庫とは違いました。どうなるのか実験だそうです。
実験ができるって、ウイスキー造りって面白いなと思いました。私にはウイスキー造りの知識も、ウイスキーの知識もまともにはありませんが、ちょっと興味が湧きました。
個人的に静岡のビール工場の見学に行った事があるのですが、麦汁の甘い香りはウイスキー工場も同じでした。あの香りって、すごく落ち着くんですよね〜!本能的に麦が好きなのでしょうか(笑)
とにかく、今回の秩父蒸溜所見学はとてもいい体験になりました。同行した方も熱心にお話しを聞き、肥土社長とお話しできる機会にはたくさん質問していました。恥ずかしながら、私は初めて見るポットスチルや貯蔵庫にひたすらポカーンとしていました・・・。
今後はもっとカメラ技術のスキルアップも兼ねて、一眼レフを持ち歩きます。お粗末な写真で大変申し訳ありませんでした。
肥土社長、ならびに秩父蒸溜所のスタッフの方々、ありがとうございました!!