2018年12月04日
静岡新聞 朝刊
オクシズ材の活用企業見学
葵区でツアー
静岡市葵区の玉川地区で3日、製材所やウイスキー蒸留所を巡るツアーが行われた。同市中山間地域「オクシズ」産の木材が、地元でどのように活用されているかを知ってもらうのが目的。
県内各地から18人が参加した。
同市内でものづくりに携わる企業などで作る「共生実行委員会」が各所で開催するイベントの一環。杉山製材所(同区中沢)の工場見学を終えた一行は、ガイアフロー静岡蒸留所(同区落合)へ。蒸留に使用するまき割りを体験したほか、各所にオクシズ産のスギやヒノキがふんだんに使われた建物や施設を見て回った。
ツアーに参加した井川森林組合の遠藤基さん(39)は「地元の木材を有効に活用している様子を見て、これからの仕事の大きな励みになった」と話した。