初夏の空気から、梅雨入りへと移り変わる6月。少しゆううつになりがちなこの時期を、明るく過ごせる素敵なアイテムをご用意しました。
今回は3種類、ユニークなシングルカスク・ウイスキーが揃っています。
ブラックアダー ステートメントは、タムデュー。現在入手困難な80年代のシングルカスクです。ユニークなヘビリーピーテッドのイングリッシュウイスキーも12年熟成で登場。アスタモリスの東海道五十三次シリーズの最新作は、グレンゴインのシェリーカスクです。
全国の酒販店様では6月26日(水)発売。
WHISKY PORTでは6月28日(金)10時より発売です!
WHISKY PORTのページは、6月28日までは品切れの状態で表示しています。
<ブラックアダー BLACKADDER >
★ステートメント NO.55 ロウカスク タムデュー 1988 34年
STATEMENT NO.55 RAW CASK TAMDHU 1988 34YO HHD Cask No:2845 52.5%
1897年の創業当初から、現在も100%シェリー樽熟成を守り続けているタムデュー。
ゲール語で「暗い丘」を意味するこの蒸留所は、サラディンボックスでの製麦が特徴で、スペイサイドでは、唯一自社製麦100%を誇ります。
主にフェイマスグラウスの原酒として使用され、シングルモルトとして出回る量は多くはありませんが、その甘くバランスの良い味わいは世界中のファンに支持されています。
こちらは80年代ヴィンテージの34年熟成で、チェリーリキュール、柑橘類の果皮、挽きたてのスパイスの豊かなアロマ。
世界66本限定のうちの希少な1本を、ぜひ手に入れてください。
【テイスティングノート】
僅少入荷のため、テイスティングノートはございません。
ご了承ください。
ブラックアダー ロウカスク イングリッシュ 12年 63PPM バーボンバレル
RAW CASK ENGLISH WHISKY 63PPM 2010 12YO Cask Ref: EN2022-3 64.7%
2006年にイングランド東部ノーフォークに創業したセント・ジョージズ蒸溜所。
原料にも蒸溜所近郊のサンドリンガム産大麦を使用。イングランドでのモルトウイスキーづくりの先駆けと言える存在です。
今回のリリースは、63ppmのヘビリーピーテッドタイプ。
スモーキーなアロマの後ろから、フルーツやシリアルが現れ、多層的な構成になっています。
スコッチとは異なるスタイルで、イングランドのウイスキーとして唯一無二の地位を確立したイングリッシュウイスキー。ヘビリーピーテッドという新たなアプローチを、ロウカスクで余す所なくご堪能ください。
【テイスティングノート】
香り:最初は穏やかだが、ドライなスモークさと甘い麦のアロマが徐々に広がる。
味わい:雨上がりの森のようなしっとりとしたウッディさと、スパイシーなピートの煙が際立つ。蜂蜜、オーツ、ネクタリンの甘みも。
余韻:柔らかだが深みのある、トフィーや麦芽糖。ゆっくりとたなびく煙のように、ピートの香りが長く続く。
<アスタモリス ASTA MORRIS>
グレンゴイン 2007/2023 16年 52%「赤坂」
GLENGOYNE 2007/2023 16yo Sherry Cask 52% “AKASAKA”
東海道五十三次シリーズ、今回は赤坂宿をテーマにしたシェリーカスクのグレンゴインです。
2003年にイアン・マクロード社がオーナーになって以来、シングルモルトが積極的にリリースされるようになりました。
麦芽は全てノンピート。ポットスティルは下向きのラインアームが特徴で、パワフルでリッチなタイプの原酒に注力されています。
本作は、良質なシェリーカスクで熟成した16年モノ。
口当たりの良い甘さとナッツ系の香ばしさが絶妙なバランスの仕上がりです。
ラベルは愛知県豊川市の赤坂宿。当時とても栄えていた宿場町と言われており、その活気あふれる宿の中の様子が生き生きと描かれています。
人物ひとりひとりの表情も眺めるのも楽しい、名画とウイスキーのユニークなコラボレーションです。
【テイスティングノート】
後日公開予定