2024年3月26日に静岡県庁で行われた、県知事への表敬訪問をご取材いただきました。
県産大麦と水でウイスキー完成 葵区の蒸留所
静岡県葵区の蒸溜所でウイスキーを製造する「ガイアフローディスティリング」の幹部らが26日、県庁を訪れ、静岡県さんの大麦と水を使った初めての「オール静岡産」ウイスキーの完成を川勝平太知事=写真左=に報告した。
ウイスキーは5年熟成のシングルモルトで度数は62.3%。306本限定で生産し、同社と取引のある県内外のバーで楽しめる。
ガイアフローの中村大航社長=同右=は「初めてで本巣は多くないが、しっかりウイスキーらしさが出る熟成年数になった」と説明した。川勝知事は「世界のウイスキー好きの方々を喜ばして」とエールを送った。
中村社長によると、原料に地元産の大麦を使う例は日本になく、同社が初めて取り組んだという。このウイスキーを生産するために焼津時で大麦を栽培する生産者が増えたため、今後は出荷量が増える見込みという。