2016年12月9日 16:45〜
SBSテレビ 「イブアイしずおか」
蒸留所で樽詰め 静岡市で初めてのウイスキー
「静岡市の山間部、オクシズにウイスキー蒸留所が完成し、
今日、初めての樽詰め作業が行われました」
「静岡市で初めてのウイスキーの仕込み、
どうやって蒸留するのかも、見せてもらいました」
水野アナ「ホントだ!つぶつぶ!
これが静岡産ウイスキーの原料になるんですね?」
案内をしてくれたのは、ガイアフロー社長の中村大航さん。
大好きなウイスキーを自分で造りたいと、
静岡の山里に蒸留所をつくりました。
水野アナ「うわー、これ、酵母の力ですか?
力強くて、ここまで香りが運ばれるような」
中村「ええ、酵母が発酵することによって、
アルコールを造ってくれるんです」
水野アナ「玉川の水の力も入っているんですね?」
蒸留装置の仕組みを説明してもらいました。
バルブが開けられ、蒸留が始まりました。
蒸留から54分後、出てきたのは混じり物が少ない、
ウイスキーになる原酒です。
今日はこの蒸留所で、初めての樽詰めがありました。
社長自らが、バーボンで使われた香りのある樽に
原酒を流し込んでいきます。
透明な原酒が3年をかけて、琥珀色に変わっていきます。
2020年に発売されるボトルは
『シングルモルトウイスキー静岡』
という名前にしたいということです。
建物の前には、蒸留に使う地元の木の薪が並んでいました。
地元の木を使うことで、林業も応援しています。
中村「案内つきで、中を全て見ていただくツアーをしたいと思ってます」
中村「たくさんの方に、静岡の玉川に来ていただきたい」
この蒸留所では、来年の春以降、見学を始める予定で
地元産の大麦でウイスキーをつくる計画もあります。
新たな玉川の賑わいの拠点となりそうです。
蒸留したての原酒は、青リンゴのような香りがしました。
3年後にウイスキー、そして玉川地区がどう変化していくのか、楽しみです。